アニメ化したりしてなかったりするおすすめエロゲを紹介する
こんにちは、オタキューです!
エロゲからのアニメ化は、最近では落ち着いてきた感じがしますね!
おそらくですが、エロゲが衰退している産業であることも少なからず影響しているんじゃないかと思うのですが…。
職業柄というか、コンテンツメイキングとかまあ起業とかの勉強をしているうちに学んだことで、企業寿命を未来予測する方法というのがあって、どうやらエロゲはもう撤退しないとまずいデッドラインに突入していることがわかっております…。
これ言っても多分なんのこっちゃ?と思われかねませんが、そんなこたあ僕は知ったこっちゃないので本題の前に軽く説明しておきますね!
まず、商品ライフサイクル論というのがあります。
簡単に言えば商品やコンテンツの寿命についての考え方についてなんですが、エロゲは1980年頃一般に登場しPC-98時代から存在するようです。これが一般的にいう導入期です。
そして、エロゲが広く知れ渡って人気が出ていた期間というのが2002年頃。成長期及び安定期ですね。
2004年くらいがFate/stay nightの発売とかがあったりして、かなり盛り上がっていたと記憶しております。
この始まりからピークまでの期間が22年くらいあるわけですが、これがピーク以後の業界の状態を大まかですが予測できます。
まあ、結論から言えば2002年から22年後はエロゲ業界が死ぬ、いわゆる衰退期の可能性があるということです。
業界撤退時期となれば22年の半分くらいなので、11年、つまり安定期の終点が2013年頃からとなり、もうエロゲ会社を立ち上げて新規参入してもほぼ潰れることが確定しているでしょう。
そこで、今のエロゲ業界を見てみてください。
ものの見事に衰退状態ですよね?
もうエロゲの時代じゃないとか言われるほどです。
さらに共有ソフトなんかで割られてしまったりして、当時のような利益を上げることができなくなったようです。
悲しいですね、でもなんとか活路もあったりします。
最近出てきたVR技術がありますね。もしかしたらこれで息を吹き返すかもしれないなあと個人的には思ってます。
このライフサイクル論は継続的なイノベーション、つまり革新的技術によって延命していきます。
だから、VR技術によってエロゲの常識が変わり、新たなる市場が形成されるかもしれませんね!確証はないですが、あくまで予想なので!
そんな感じで、前置きが長かったですが今回はアニメとおすすめエロゲということでお話ししていきますね!
エロゲの黄金期2002年~2006年について
僕がまさにエロゲにハマっていた時期というのが、この時期になります。
この頃のエロゲは、魂の震えるような作品が本当にたくさんあり、次から次へと名作が生まれていました。
そして、この頃に猛威を振るっていたシナリオライターは、今では大体一般向けの作品を作っている傾向があります。
しょうがないですよね、多分この業界にずっといても先がない!っておそらく肌で感じていたことでしょう。
こういった魅力のある話というのを作れる人というのは本当に貴重でして、ぶっちゃけどんな作品を作るときも活躍するスキルです。
マンガの原作を書いてもいいし、小説もいけるし、ラノベだってもちろんいけるし。
そういった感じで一般向けに向かった人も中にはいますよね!
では、そんな全盛期のエロゲ業界を代表する作品をあげていこうと思います!
以降ネタバレ注意!!
2002年
この辺でいえば『うたわれるもの』が有名でしょう。
メーカーのLeafは、アクアプラスとして一般化してしまいました。
アニメ化もしましたし、続編も出ましたね。
エロゲだけど、シュミレーションRPGでしたので、普通に戦闘パートは楽しかったです。
話もしっかりしていておもしろく、最後は泣けました。ハクオロさんはまじでいい人だし切れ者だし理想の上司って感じでしたね!
あとは、『家族計画』なんかも有名でしたね。
かなり熱い家族ゲーだったと思います。泣きゲーになるのかと思いますが、ごめんなさい詳細は忘れました。
2003年
ループ物ですげーおもしろかった『CROSS†CHANNEL』はこの頃に出たようです。
移植やリメイクもされていますね。
かなりのサスペンスあり、感動もあり、泣きゲーループ物として有名です。
確か最初のシナリオでは、ぶっころしてやる!みたいな、ボウガンかなんかで主人公がやられたと思ったら時間が戻ってた、みたいな感じだったような…。
このゲームのシナリオライター田中ロミオさんは、今では一般向けの作品を結構出しています。
『君が望む永遠』もこの頃かな?DVD版とCD版があってDVD版をやった記憶があります。
超名作。
ですが、とにかく辛い。
半端な気持ちでやれるゲームではないです。
僕のエロゲーへの価値観を徹底的に破壊して、一発でファンにさせた記念すべき作品です。
個人的には水月ルートのエンディングが好きですね!最後の遥が書いた絵本を読むところはねえ!あれは忘れられないなあ。
ちなみにエンディングはどれを選んでもすっきりしない結構な鬱エンドとなっております!
キャラとしてはまあ遥が一番好きかなあって感じです。
遥ってふわふわしていると思ったら、かなり芯が強い子なんです。
当時は嫁にするんだったらこの子だなあって思ってました。
逆に水月は実はかなりメンタルが弱いんです。意外ですね。
だからこそどんどんドロドロに…まあ続きは本編でw
こんな青春送りたかったなあ!とか一瞬でも思ってしまった人を、失意のどん底になんども叩き落してくるので注意が必要ですね!
後は『沙耶の唄』ですか。
一言で言えばぐろいし救いようがない話。鬱です。ハッピーエンドなんてもんはないです。
普通の人はやらないほうがいいです。
主人公が事故の後遺症かなんかで、世界中がグロテスクに見えちゃうんだけど沙耶って子だけ普通の女の子に見えるから仲良くなるが、実は!!みたいな話。
これを知っていれば、アニメで名前を聞いた瞬間あ、これやべえやつかな?って思うはず。魔法少女まどか☆マギカで虚淵?マジで?って思ってました。
案の定超おもしろかったけど、ひどいアニメでした(話の展開的に)
2004年
まあこれしかなかったかな?
もう超有名『Fate/stay night 』がこの頃です。
商業展開が一番成功した会社なんじゃなかろうかと。
スマホゲーでも天下取ってますよね。アニメ化も何回もして、劇場版も制作されたりして、とてもこんなことになろうとは同人時代には想像できなかったです…。
いったいいつまでこのコンテンツで稼ぎ続けるのか!ドル箱コンテンツですね!
そして、もうすぐ最後のシナリオの劇場版アニメが始まりますね!
話としては、有名なだけで僕はあんまり好きではありませんでした。
けれど、まあやってみるかーって感じでやってみたら案外面白かった…そんな感じです。傑作とかは思いませんでしたね、残念ながら。
そんな感じなので原作をやってから随分経ってしまったのであまり詳しい話はわすれてしまいましたが、全体的に熱い内容だった気がします!
フェイトは文学。
2005年
この年代では、まずは『車輪の国、向日葵の少女』ですね。
うん、名作。
開始数分で、登場人物が殺されるとかマジかよ…って思いました。
なぜアニメ化されないのか、不思議でしょうがない今日この頃。
何度も何度も泣きました。
登場人物たちの葛藤や苦悩がもうね、すごいの。
個人的には、さちとまなちゃんの話がMVPです。あれはやばい。
たくさんリメイクされている作品なので、ぜひ機会があればやってみてください!
そして『つよきす』です。
ちょうどいい画像がなかったので、乙女さんで。
シナリオのタカヒロさんがキレがありすぎて、マジで面白かったなー。
登場人物がみんななんか聞いたことがある声だなーという印象は間違っていません。
セルだのフリーザだの、だいぶお金かかってるんじゃないかと思います。
本当のツンデレを体感できるゲームです。ツンデレってワードを聞き始めたのこれやってからなんですよね、このゲームが語源なのかは知りませんが。
つよきすが当たって、独立して今はいろいろやってます。
もう一般の方にだいぶ移ってますね。
アニメの『結城友奈は勇者である』は、タカヒロさんプロデュースのアニメです。
あとは『あやかしびと』ですね。
その名の通り妖怪が出てきます。
人に妖怪の力が宿ったとか、なんかそんな感じだったはず。
途中で出会った女の子が実は九尾の狐だったりして、個人的にかなり好きでした。
全体的に熱いエロゲですね!全てのルートをクリアすると、たどり着く最終戦も熱かった!!
2006年
いよいよ現れる化物コンテンツ、個人的MVPです。
もうね、凄いの。
ハリウッド映画かな?って。
やめろよ、最後とかもう深夜だったのに眠れなくなったわ。
2003年頃発表されたマブラヴの続編になるので、ぜひ前編をやってからやってもらいたい。そしてageの他作品もやってもらいたい。おもしろさが何倍も違うので。
そして進撃の巨人の作者にも衝撃を与えた作品でもあります。
進撃の巨人の侵攻が、まさにBETAだろと。人間同士の勢力争いの話とかもまさにオルタでやられていたことでしたね。
アニメで言えばトータルイクリプスじゃなくて、さっさとオルタやれよ!と言われるほどファンに支持され、期待されているので失敗は許されないプレッシャーでなかなかアニメ化できないのかな?とか思ったりもしている。
多分アニメ化失敗したら会社傾くくらい依存コンテンツなので。
なかなかフェイトのような商業展開がうまくできずに苦労しているイメージが強いですね!
スピンオフ作品が腐るほどある。全て追いかけているとかなりの時間を浪費するが幸せな気分になるだろう。
個人的にはトータルイクリプスはあんま好きじゃないなーなんて思います。
アニメ化しねえかな。マジで。
次は『戦国ランス』です。
公式HP:http://www.alicesoft.com/rance7/
シュミレーションゲームです。
何度も徹夜してしまいました。気づいたら朝になります。やばいです。
もうエロゲじゃないです。なんかついでみたいなもんです。
シナリオもしっかりしているし、バトルパートも面白いし下手なゲームやるより嵌ります。
一応ランスシリーズってことになってるんですけど、僕はこれしかやったことありません。
戦国というだけあって、登場人物がみんな武将です。
個人的に上杉謙信が大好きです。
そして、『ef - the first tale.』
ef - a fairy tale of the two. - Wikipedia
まあ、いわずもがな。
僕と仲良くなりたければやればいいと思うよ。
僕は、千尋ちゃんが好きです。
アニメ化してまして、内容があまり変わらないので詳細はこちらで。
あとは『遥かに仰ぎ、麗しの』ですかね。
シナリオが本校編と分校編で違うライターが書いており、そのせいか本校の方がいい!っていう声と分校の方が好き!っていうので意見が分かれています。
僕は本校派ですね。
会長がかわいい。画像で言うと右の子です。
これもアニメで見たい作品ですがアニメ化されない…。
まとめ
以上こんな感じで、全盛期エロゲを紹介させていただきました。
もしやりたい場合はかなり安価で購入できるかと思いますので、ぜひやってみるといいですよ!
今回はちょっと長くなってしまったのでこのへんで締めたいと思います!
それでは!
おわりっ